延命寺の紅葉
立体視 できるように写真を編集しましたのでご覧下さい。
河内長野市にある古刹・延命寺は平安時代、弘法大師により「宝憧寺」として創建されました。
その後、廃寺になりましたが、江戸時代に高僧・浄厳(じょうごん)により「延命寺」として再建され、
明治時代には常楽寺を合併して現在に至ります。
古来は薬草が多く自生していたことから山号を薬樹山といいました。
寺宝に鎌倉時代の清涼寺式釈迦如来や、都卒内院曼荼羅があり、共に国指定重要文化財です。
また境内には、高さ9m、樹齢千年とも言われる「夕照(ゆうばえ)の楓」(4枚目の写真)があり、
大阪府の天然記念物に指定されています。
弘法大師のお手植えとも伝えられ、晩秋の夕陽に映える姿が美しいことからこの名がついたとか。
紅葉シーズンには多くの人が訪れ、「大阪みどりの百選」にも選ばれています。