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九度山町散策

ヤドカリ

ヤドカリ

先日、時間が出来たので、九度山町を散策しました。
九度山町は、和歌山県北部の町で、空海(弘法大師)の母が暮らしていたという慈尊院があり、
空海は月に9度母に会いに来ていたことから九度山の地名が付いたと伝わっています。
高野山参詣の通り道でもあり、真田昌幸・信繁(幸村)親子が流罪となった地でもあります。

まず、九度山駅です。大河ドラマの影響で、六文銭が目立ちます。

少し歩くと「真田の抜け穴」と伝承されていた古墳があります。

が、実は、横穴式石室をもつ古墳時代後期の円墳だそうです。

また、しばらく歩くと善名称院(真田庵)に着きます。

戦国の武将 真田昌幸・幸村父子は慶長5年(1600年) 関ヶ原の戦で西軍に味方して破れ、
高野山に配流の身となったが、後、九度山のこの地で閑居生活をしました。


慶長年間 幸村が閉居中 真田屋敷に落ちた雷をとりおさえて封じたという井戸です。

昌幸は、慶弔16年(1611年) 再起を願いながらこの地で65歳の生涯を閉じました。

幸村は、慶弔19年(1614年) 子、大助ら一族と共に、この地を出て大坂城に入城、
冬の陣・夏の陣で奮戦して、元和元年(1615年) 壮烈な最期を遂げたことは有名です。
その後、寛保元年(1741年) 大安上人によって創建されました。





少し離れていますが、慈尊院も訪れました。

弘仁7年(816年)、空海(弘法大師)が高野山への表玄関として伽藍を創建しました。



高齢となった空海の母は、讃岐国(香川県善通寺市)から高野山を一目見ようとやって来たが、
当時高野山内は7里四方が女人禁制となっていたため、麓にあるこの政所に滞在しました。
空海はひと月に9度は必ず20数kmに及ぶ山道(高野山町石道)を下って母を訪ねたそうです。
弥勒菩薩(別名 慈尊)を熱心に崇拝していた空海の母の死去のとき、
空海は弥勒菩薩の霊夢を見たので、廟堂を建立し自作の弥勒菩薩像と母公の霊を祀ったそうで、
女人の高野山参りは慈尊院ということで「女人高野」とも呼ばれています。
子宝・安産・育児・授乳等を願って、乳房型絵馬が奉納されています。

大師堂(四国堂)は、本尊弘法大師、脇仏が四国八十八ヶ所霊場の本尊八十八躯をお祀りし、
四国にお参りされたと同様のご利益があるそうです。


慈尊院の奥の石段を上がると、丹生官省符神社(にうかんしょうぶじんじゃ)があります。



ここも、弘仁7年(816年)空海によって創建されました。高野山の領する官省符荘の鎮守だそうです。

慈尊院から、高野山へ通じる表参道である高野山町石道(こうやさんちょういしみち)が始まります。
高野山への道標として、1町(約109m)ごとに「町石」と呼ばれる高さ3m強の石柱が建てられ、
高野山上の壇上伽藍・根本大塔を起点として慈尊院までの約22kmの道中に180基あります。
平安時代は木製だったが老朽化のため、鎌倉時代に20年の歳月をかけて石柱にされました。
現在でも150本の石柱が建立当時のまま残っています。
百八十町石は丹生神社への石段の横,百七十九町石は丹生神社を出た所にあります。


私もかつて根本大塔まで歩いたことがありますが、世界遺産に指定されてから機会がありません。

なお、立体視できるように編集した写真は こちら をご覧ください。
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Comments 6

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アキチャン  
No title

おはようございます。
とても珍しい旅行記事ですね。
行ったことがない場所なので、説明から興味深く拝見できました。
これから旅行にもいい気候になりますね(o^-^o)

ニリンソウ  
No title

大河ドラマも佳境に入りました
ここも観光客が増えていますか、ヤドカリさんらしい
丁寧な説明ですね。
来年は会でも訪ねる予定がありそうですから
楽しみです。 ナイス

ヤドカリ  
No title

アキチャンさん、早速のコメントとナイス!をありがとうございます。
若い頃は何回か町石道の歩いて高野山まで行ったのですが、
体力と時間の関係で、慈尊院までにしました。
大河ドラマの影響で、散策している人が多かったと思います。

ヤドカリ  
No title

ニリンソウさん、早速のコメントとナイス!をありがとうございます。
ニリンソウさんも来年訪ねられるのでしょうか。
登山仲間なら、高野山まで歩くのもいいかも知れません。

樹☆  
No title

立体視ありがとうございます

真田ファンじゃなくても訪れたらすてきでしょうね。
九度山・・空海の母親への思慕を強く感じるエピソードは
有名な話ですね。高野山へはバスで行ったので、次回行けたら
ここを歩いてみたいと思いました。

ヤドカリ  
No title

樹ちゃん、コメントとナイス!をありがとうございます。
この辺を散策してまたバスで高野山に向かうのが正解だと思います。
慈尊院から、二十数kmの山道を登って高野山に行くのは、
弘法大師ゆかりのものも見られますが、それなりの覚悟が必要です。